2016年7月20日水曜日

2016-07-18大峯:天川辻の落書き

あまり書きたくないことだけど、
大峯を楽しみに過ごしてるのにそれを阻害するシーンを繰り返し見かける。

大まかには3つ。「ゴミ」と「テープ」と「落書き」。

「ゴミ」は持ち帰るのは常識だと思うけど、
ペットボトルや飴の小袋がトレイルのあちこちにあるし、
弥山小屋の周りには吸い殻落ちてるし、
狼平の小屋の前には、住宅地のゴミ出し場のようにコンビニ袋にまとめたゴミが放置されているのを見かけたこともある。
遊園地とか人工的な娯楽施設と勘違いしてるんじゃないかなと思わざるをえない。

「テープ」は後続者のための道案内として枝にマーキングするなど、
トレイルが不明瞭な所では助けになるけれど、必要以上は目ざわりだ。
トレイルを市街地のように道をわかりやすくしたいのかと思う時もある。
はっきりしたトレイルにはテープは不要で目ざわりだ。
鉄のハシゴのような人工物にさえ巻きつけてるケースあるけど意味不明。
テープのマーキングを全否定はしないけれど、そこまで必要か?ってことだ。
これは付ける人、取り払う人、お互いに拮抗するところではあると思う。

「落書き」に関しては、肯定するところはない。
「オベス」の落書きは恥さらしで論外だが、良かれと思わせぶりの落書きが酷い。


前置きが長くなったけど、天川辻のこの落書きをどう考えるかが今回のお題だ。




まず、千年先まで大切にしたい世界遺産の石標に油性マジックで文字を書く神経がわからない。
恥ずかしくないのか?

小坪谷ルートが「途中崩落」「×」とあるが、崩落もしてないし通行可能だ。
ざれたトラバースはあるが吉野警察の標識も2箇所に設置してあるし。情報が間違っている。
高齢な方や重い荷物を背負っているハイカーさんには不向きなルート友言えるが、表現している内容が間違っている。
大川口に繋がるもう一つのルートは、降り口にもトラロープで遮断してるし、降りたところの吊橋も斜めに傾いて通行不可になっている。
自己責任で通って途中崩壊していたというネットの情報をみたことがあるが、小坪谷ルートではない。

この落書きの間違いは、少し前に白いテープで隠されていたこともあった。
先日はそれが剥がされたのか写真のような状況だ。
よく見ると石標全体に擦り傷が見られるけど、どうしたらこんなになるんだろう?

百歩譲ってどんな内容でも、石標に油性マジックで何か書くのは不謹慎でしょう。
「落書き」された方にお願いします。これ以上自らの恥をさらさないで下さい。
一刻も早く自らの恥を消して下さい。

お願いします。





2016年7月19日火曜日

2016-07-18大峯:大普賢周回+弥山

今年はまだ早駈していない。
プランをイメージすると、スタート地点から奥駈道へのアクセスと下山してから出発地へ帰るまでのつなぎが面倒なのだ。
12時間ぐらいで100%トレイルは出来ないものかと思案しつつ、今回はこのルート設定にしてみた。

06:00和佐又発
この日は午後から晴れの予報だったが、すでに朝から青空だ。
法螺貝が鳴りまくってるけど、何処からだろう、奥駈道は大賑わいなんだろうか?

いつものように、最初の2時間は体の毒素が抜けるまで辛抱の登り。

途中、弥山がみえる。雲に隠れないうちに一枚。


07:40(1H40M)大普賢岳
誰もいない山頂を満喫。


水太覗に降りて、本日朝の大普賢岳


風が冷たく心地いい。
日差しは強いけど、木陰に入ればひんやりする感じ。


09:00(3H)七曜岳
後方から、六根清浄の集団雄叫びが聞こえる。追い立てられるように前に進んだ。


行者還岳までは久しぶりに通ったけど相変わらずいい感じのままだった。
水は出ていたので飲めるだけ飲んだ。


今日の水場は、ココと無双洞。非常事態の場合は弥山小屋で購入。
一応1.5L担いできて、消費はまだ多くない。
塩飴も少し多めに持ってきた。

行者還小屋から奥駈出合、理源大師までは快適なトレイル。
行きの車で聞いていた音楽が鼻歌のように頭をめぐる。

弥山はガスに入りかけてるけど大丈夫かな?


さて、ある程度疲労してからのここからの登りがお楽しみ。
息が上がってしまわないようにセーブしつつ高度を上げる。

12;00(6H)弥山
沢山のハイカーが木陰のテーブルで昼食。
私は、八経ヶ岳を眺めながらおにぎり休憩。


足の裏が痛いので、シューズも靴下も脱いて様子見ると、
ふやけた深い溝が押し合って痛んでる。
この症状は経験済みだけど今季初めて。
カーニーグーって塗り薬を事前に塗布しておけば予防できたんだけど。
もちろん携帯していて、塗らないよりマシとぬりぬり。

シューズも新しく購入したマゾヒストを履いてきた。
スポルティバのグリップ感では今季アルプス心配だったので。
長年履いてきたのでためし履きは不要と思っていたけど、右かかとはしっかり豆ができていた^_^;

ここで6時間なので八経ヶ岳には登らず折り返し。
一気に駈け降りたいところだがかなりバテていた。
行者還岳の水場までもてば補給できると、多めに水分摂取。


奥駈出合手前で、修験者の団体に遭遇。
白装束に身を固め、六根清浄やらお経やらを合唱し、法螺貝吹き鳴らし
場所は靡きがあるところでもなく、一通り終わったらその場で休憩されていた。
若い方ばかり20名ほどか、座り込んでる姿はかなりヤンキー入ってたかも(笑)
弥山で宿泊なんだろうね。最後の上り頑張ってください。


出合を過ぎたぐらいで、体がふらふらしてきて立ち止まっても息が整えられない状態になったけど
アミノ酸、塩飴、水分でなんとか回復。

行者還小屋でもう一度足の裏のメンテして前に進んだ。

16:45(10H45M)無双洞
ヘッテン持っているといえど暗くなるのは避けたいので、水分補給してすぐに前に進む。

18:10(12H10M)和佐又着
駐車場には自分の車しか残っていなかった。

天気も終始よく、風が涼しくて助かった。無風だったらリタイヤしてただろう。
風のおかげで虫の心配もなかった。
アルプスへ行く前に長距離・長時間こなしておきたかったので良かった。
シューズ、足の裏のケア、サプリメント確認できた。
膝の調子は、ここしばらく強い負荷かけていなかったせいかすこぶる快調だった。

さて梅雨も開けたことだし、アルプスへ行きますか!


感謝。












2016年7月11日月曜日

2016-07-11大峯:巨樹ふれあいルート

気分はもうアルプスモードなのに、梅雨明けは来週のようで、
明日からまた雨予報だから、曇りの今日にお山に行こうと早朝目覚めてみるも、
行く先が定まらずDNS状態。
和佐又の「巨樹ふれあいルート」は気になってたから行くとして、
その後大普賢に登って奥駈道適当にブラブラするかと、ようやく家を出たのは6時を回っていた^_^;

08:00和佐又発

ヒュッテの道路脇で薪を割っているよう。
太い丸太を出来たらオブジェに持って帰りたいもんだ。


とりあえず、ルートの標識のあるところまで登って、そこから侵入してみる。


踏み跡、テープ、標識が適度にあって道も整備されている。
途中不明瞭なところも何箇所かあったけど、迷う程ではない。

木洩れ日もなかなか届かないような奥深い森、散策には持って来いだ。
和佐又でテントとかバーベキューとかする方は、散歩にちょうどいいんじゃないかな。

巨樹は大きすぎて50mmのレンズには入りきらない。
みずなら、かつら、、、あと何だったっけ^_^;




小一時間で、石碑のところに出てきた。


「和佐又周遊道」って看板もある。


せっかくなので、巨樹ルートを折り返して、大普賢へ。
でも、今日はなんだかしんどい。すぐに息が上がってしまう。
無理せずにとりあえず山頂へ。

予想外に展望あり。
釈迦は望めたが、弥山は雲の中だった。
もうトンボが沢山飛んでいる。


ここで、周回へ進むか迷ったけれど、体調考えてピストンで降りることにした。


◯ノ窟の雫


「和佐又北周遊ルート」って標識もあって、ついでだから行ってみようかと思ったが、
全くトレイルが分からず、一歩も踏み入ることが出来なかった^_^;


時間あるので、無双洞の方へほぼ水平のトラバースルートを散歩。
この前クマさんと出会った近くまで行って引き返した。

14:00(6H)和佐又着


虫対策してたけど、アブに1箇所刺された。
これから気温が高いとどうしてもやられてしまうし、困ったもんだ。