2015年3月29日日曜日

2015-03-28大峯:理源大師

目覚めたのは2時頃だったか、前日金曜は宴会で週末のお山予定も決まってなくて、
天気予報では日曜雨ふりそうで、行くなら今からしかない。
ともかく大峯なことだけ意識して準備。

いつものように天川村役場で簡単に装備して、行く先を考える。
雪も十分溶けてるし、309をノーマルタイヤで行けるだろうから、
熊渡からアクセスして、何回か撤退した弥山から理源大師への下りにアタックしてみるか。。。
っと、熊渡へ行ってみたけど、大川口まで行けそうかな、、
歩いてトン西からアタックもいいかとさらに進んでみる。

309は問題なく、大川口に到着。
ゲートを越えて道路をてくてく。
小坪谷の吊り橋ですでにアスファルト歩きに飽きてきて、
この雪の溶け具合だったら小坪谷から奥駈道に普通に登れるんじゃなかろかと、ルート変更(^o^*)/

雪は残ってないけれど、普段でもズッコケそうなトラバース多いトレイルは、
土が緩んで、落ち葉がその上を覆い、コケたら誰も見つけてくれないだろうなと慎重になる^_^;

8時、天川辻


この季節にここに登ってきたのは初めてだ。
雪は締まって、尾根はズボル心配もなく軽快。
わざと雪庇の上を歩いて遊ぶ。


東側に雪が残ってる。


雪がわずかに残ってる弥山・八教も美しい。


一ノ峠過ぎたところから大普賢岳。


いつもは笹が覆われていて踏み入らない所から、八経ヶ岳。
弥山小屋もくっきり。このアングルは初めてだなぁ~(^o^*)/


奥駈出合から、少しずつ雪が増えてくる。
何度も来てる場所だけど、この時期は初めてでなんだか新鮮。
簡易アイゼン装着して突き進む。

理源大師は何処かと辺りを見回すと、ポツリと雪から頭を出されていた。


正面に回って、ナム―


ここから冬道は、尾根を直登するっては聞いていたけれど、中々楽しませてくれた。
かなりの急傾斜を一気に登っていく。
この傾斜は、北岳の雪渓よりも急だと思う。
何度も息を整えて進んむ。
気温が高くて雪の表面がちょうどよく緩んでいたので、簡易アイゼンでも大丈夫だったけど、
これまで何度かトライした時のように、バーンになっていたら登れなかっただろう。
こんな時は余裕なく精一杯で写真ないです(^o^*)/

いくつもトレースあって、それをたどって不安なく弥山に登頂。
八経ヶ岳はここ数ヶ月何度も登ったから、別にここでピストンすればいいと思ってたんだけど、
間近にお姿見ると折角なのでと、登らせてもらった。


雲が、積雲っぽい。南の風でやってきたか。
気圧の谷が通る予報だったので、そうなのかなと思った。

登る途中からの、釈迦ヶ岳方面。
ここからのほうが、奥駈道の稜線がよく分かる。


いつもの様に大普賢岳方面。


弥山小屋前、この辺りあまり雪が減ってないのかな。


理源大師への急傾斜下りは、怖がらず一気に下る。
今度来る時トレースなくとも降りれるようにと景色やポイントを確認しながら下りた。
基本東向きだけど微妙に右左している。
ガスが出てたらかなり厄介だと思った。

「ありがとうございました」
天川辻から下りて行く時そう口にしていた。

06時30分、小坪谷吊り橋発
11時30分、八経ヶ岳
15時30分、小坪谷吊り橋着
トータル9時間、20km


















2015年3月22日日曜日

2015-03-22大峯:阿弥陀ヶ森

しばらく気温が高くって雨も降って、お山の雪はかなり腐っているだろうと、
行く先あれこれ思案。
何処に行くかも決められず、深夜目覚めた。
桜を探しに行こうか、ともつらつら思いつつ、先週のリベンジすることにした。

「ことにした。」って状態は、頭でコース決めて、
気分(内臓)に、「どない?」ってお伺い立てている状態^_^;

ともかく、準備して歯磨いて、荷物を車に詰め込んで移動。
了承されるかは、現地に行ってみないとわからない。

いつもの、セブン-イレブンでカレーヌードル食べて、
おや?、京奈和が、橿原から和歌山まで繋がったようだ(@_@)
実は、帰り道、京奈和が西名阪にも繋がったことを知った(@_@)

まだ暗い早朝、天川に向かう車がいつもより多い。
よくわからないが、釣りの解禁日だったのかもしれない。
お山は関係なさそう。

いつものように、天川村役場で簡単に準備して、
今日は先週と同じ清浄大橋へ。
6時だが、すでに明るくなってきている。

「おはようございま~す」と挨拶する女性。
応えてはみたが、あれれ?
準備をしながら横目で見ていると、単独で山上ヶ岳へ登って行きそう(@_@)

もしもし、回りに私以外登山者はいないんだけど、
ここが女人禁制の領域って知ってるのかな???
いやいや、見過ごすわけにもいかないし、知らないんだったら教えてあげないと。

「ここは、女人禁制ですよ(知ってる?)」
「ワタシ、ニホンゴヨクワカラナイ」
「女性が入ってはいけない山ですよ」
「300メイサン、ノボッテマス」
「300名山は関係ないよ」
「カンケイアリマス」

どうやら、知らないふりして登るつもりのようだ(怒)
ま、女性は古今東西、知らないって、この言い訳なんだけど。

分かっていて、それでも登りたいんだって言うのならまだしも、
知らないふりして、大峯の文化を無視するってどういうことなん(怒)

お山に敬意を払わずに、300名山登って何が嬉しいんだ。
恥さらしてるだけじゃないか。
彼女の車は、これです。
ナンバーは「富山330ほ33-66」
あまりに怒り心頭なので、アップします。
Twitterにもアップしました。


途中で追いついたので、あらためて伝えました、
「日本の文化を大切にしてください」
しかし、彼女は考えを改めなかったようで、
私が下山した時には、ちょうど車の中でくつろいでいました(怒)

ゴミや排泄物など、お山で見かけるマナー違反、
どうしたらいいんだろうと常々思っていて、
ブログに書くのも汚らわしくって、、、でも今日は一旦公表します。
まだ後にもう一つあります(怒)



先週と比べて雪はかなり消えていて
陀羅尼助茶屋の雪も、こんな感じ。立ってぬけれます。


宿坊が何となくいい景色。


先週撤退した下りルートは、ほとんど雪が消えている。
行けるところまでと突き進む。
一歩踏み外すとアウトなところも、トレースがしっかりあったので通れた。


大峯山寺が見えてきた。


境内で、シルバーさんとご挨拶。
昨日遅くに登って、洞辻茶屋でテン泊したとのこと。
うーん、何も気づかなかったけどテントあったっけ(笑)
本当は、小篠の宿迄行きたかったそうだ。

山頂から、弥山と稲村ヶ岳
まさしく春霞。気温5℃くらい。


一応、大普賢を目指すつもりだけど、適当でいいよぉ~~(^o^*)/
ここから先は新しいトレースなく、独り占めの世界だ。

小篠の宿までは、トラバースを避けて、稜線づたいに行く。
クサレ雪がズボリ出すのでスノーシュー(^o^*)/

小篠の宿の水場
普段ならありえない角度から


昨年、竜ヶ岳方面に迷ったので、今回は大丈夫。
奥駈道を突き進む。なんて爽快なんだろう(^o^*)/

大普賢が近くに見える。


大好きな所


阿弥陀ヶ森の女人禁制門


この先トラバースで、スノーシューをアイゼンに履き替えるべきところに見えて、
めんどくさいし、やめ。
一応、阿弥陀ヶ森の名も無きピークに登って、おにぎり休憩した。


帰りは、天気もいいので適当にお散歩。
初めて、山上ヶ岳の頂上に踏み入った。
なんか、岩をご神体にしてるのかなぁ。。。



大峯山寺の境内へ降りて行くと、一人の登山者が寛いでいる。
たばこを境内の石で消そうとしていた。。。

境内、それも大峯山寺の境内でタバコの火を付けて、境内の石でけすんかい、、、(怒)
この糞野郎は、わざわざ罰を受けに登ってきたのか???(怒)
アホの極みだ。

この人の車特定できなかったのは残念。
二度と来ないでほしい。来ないでください。お願いします。


書くことで、怒りを再燃するのも嫌なんです。
この辺り、一旦割り切れるように考えてみます。



6時、清浄大橋発
9時半、阿弥陀ヶ森
12時半、清浄大橋着
トータル、6時間半、18km、累積標高1300m









2015年3月15日日曜日

2015-03-15大峯:山上ヶ岳・稲村ヶ岳 撤退

先週は天気悪く出動できなかった。
今週も良くなく、無理やり日曜の早朝から突っ込んで昼過ぎに下山してしまう、と、
清浄大橋から大普賢岳へのピストン予定にした。

深夜0時に起きて、洞川の清浄大橋へ。
ノーマルタイヤだけど、4時頃なんとか辿りつけた。
しかし、気合入らず車内で仮眠^_^;
結局、出発は6時半といつもと変わらなかった(笑)

仮眠しているうちに、隣に付けたワゴンの方が先行したようで、
トレースを付いていく。
夏道をそのまま進んでいるので、特に変なところに導かれる危険はない。

奥駈道に出るまでは、風もなく気温0℃。
稜線からは少し風が吹いてきた。
空はどんより。

最初のお茶屋、洞辻茶屋の中はなんにも雪がなかったのに、
次の陀羅尼助茶屋出口は、這いつくばらないと出られないくらい雪が積もっていた。


この先、冬場は下りルートを登るんだけど、
積った雪がトラバースになって、それもガシガシに締まっている。
先行者は、ルートを替えて稜線を這い上がっているけれど、
簡易アイゼンでは、この先心もとないので、潔く撤退とした(≧ロ≦)


どう考えても先にはいけないんだから、戻るしかなし。
でもまだ、8時だよ。
折角、洞川の方に来たんだからと、下山してサッサと車を母公堂に移動。
行けるところまでと、稲村ヶ岳へ向かう。

駐車場で、管理の妖怪のような爺ちゃんが、
「今年に入って、山上ヶ岳で一人亡くなって、稲村ヶ岳で二人怪我された」
「ちゃんと戻ってくるんだよ」って、、、縁起でもないZー(≧ロ≦)

こちらも先行者が二人一組で登っている。
本当は、ここの冬道を行けるかと期待したんだけど、
トレースは、夏道をそのまま進んでいる。
付いていくしかないんだけど、危険なトラバースを、何の気なしに一つ、二つと越えて、
多分最後のトラバースで、ストックがじゃまになるくらい急傾斜を登らなければならなくて、
多分行けるんだけど、ここは簡易アイゼンの世界じゃなく、ピッケル必要な世界だと
はたと気づいて、潔く撤退することにした。
3cm踏み外すと30mは滑落する、それほど怪我はしないかもしれなさそうに見えるけど、
絶対にしたくない。
別に、稲村ヶ岳登れても展望良くないんだし。


6時30分清浄大橋発
8時撤退
9時30分母公堂発
11時撤退
12時母公堂着
トータル5時間30分

もう一回山上ヶ岳へ登る体力はあったと思うけど、今日はこれまで。
来週のリベンジ誓う!!!


感謝。