2015年12月30日水曜日

2015年ベストショット

つい先日の一枚で申し訳ないけれど、一年を振り返ってこれかなと。

なにしろ、晴天で空の青が深く、空気が澄んで山並がクリアだった。

月の配置をいくつも替えて何枚か撮ったけれど、
ど真ん中に据えても、かっこつけにならず耐えれる作品かなと思う。

この一枚を眺めながら酒を飲んでいる。
この空気感はやはりD700だから出せるものだろう。



「視線を感じ振り向けば月」



音楽はこちらで。



2015年12月21日月曜日

2015-12-20大峯:小坪谷・弥山

暖冬とはいえ、なかなか寒さに体を慣らせられない。
お山のイメージは寒いだけで、
先週、先々週と気持ちを乗せれなかった。

日曜は天気良さそうだったので、何とか家を飛び出した。
車で阪奈道路を南下して309に合流するまで行先を金剛山にするか悩んでいたけれど、
これといった判断もなく、習慣的にハンドルを大峯へ回していた。

凍結していたら熊渡に戻ろうと309を進んでみたら、難なく大川口まで辿りつけた。
05:30
先行してお二人が出発される。
ヘッテンの先は鉄山に向かってなさそうだ。
トン西からアクセスか。

私は、アスファルト歩きを避けて小坪谷から行者へ行く予定。
明るくなるまでじっと星空を眺めながら待機。
気温-4℃
レイヤリングが全く分からない。
寒かったらアウトなのでありったけまとってみる。
06:30発

吊橋渡ったところで、暑くってレイヤリング仕切りなおし。
風もないし上はミドルウエアだけで十分。
手袋不要。パンツもカッパに替える。
ゲイター装着して、再出発。
もちろん、ベースレイヤは冬仕様。

小坪谷は、こんな感じで、ちょっと不安。


谷を登って、トラバースに入るところには吉野警察署の標識も設置されていた。


新しいピンクの蛍光リボンが、行く先を案内してくれていて助かる。

鉄山に日が差してきた。


弥山もいい感じだ。


行者還が見えてきた。あと少し。


08:20(1H50M)
天川辻。



朝の日差し、静寂、凛とした空気、空は青く突抜け、白く輝く奥駈。


飽きるほど来てるはずなんだけど、また感動してしまうんだよなぁ。
ランニングハイ的に気持ちが高ぶって、
雄叫びを上げ、嬉しくて大笑いしながら駈けまくる。
こんな時空を独り占めしてるんだよなぁ。感謝。


解け落ちそうな霧氷が輝く。


弥山もこれまでで一番クリアに見えてるんじゃないだろうか。
八経ヶ岳の上の人が目視できそうだ。


奥駈と大普賢岳


はしゃぎすぎてちょっとバテ気味(笑)
奥駈出合からは足跡あり。
理源大師も楽しそう。


中腹から大普賢岳


そして本日の八経ヶ岳


鞍部には霧氷が残っていた。


11:30(5H00M)八経ヶ岳

山頂から大普賢岳方面


山頂も無風。
見渡す限り雲一つなし。

釈迦ヶ岳方面


5時間経過なので、復路ピストンとしてあまり時間の余裕ないかも。
暗がりの中小坪谷を下るのはあまり心地よくない。
3週間ぶりで疲労感も心配。
ってことで、そそくさと山頂を後にした。

トンネル西口に降りて無難にアスファルトを歩いて降りる選択肢もあったけど、
アミノバイタル効いてるのか何とか行けそうなのでピストンすることにした。

14時でも空は雲一つない。
往路と同じ所からの弥山。


大台ケ原と月


14:20(7H50M)天川辻

小坪谷の下りは慎重に慎重にって思ってたのに、2度ずっこけた^_^;
1度目は、最初の急傾斜の岩場で足を滑らせすねを打って悶絶
2度目は、緩んでぬかるんだ斜面で尻もち。。。ったく(≧ロ≦)

15:30(9H00M)吊り橋着


見上げると、いつの間にかうろこ雲が空を覆っていた。


まだまだ飽きる心配しなくてよさそうだ。

さすが大峯、感謝。











2015年12月13日日曜日

2015-12-13大峯:天川村役場

車は深夜の役場に滑りこんだ。

後部座席の毛布に潜り込むと、意識は間もなく深海に沈んでいった。


気が付くと、山と空の境界がかすかに確認できた。

次に気が付いた時は、すでに辺りは朝になっていた。


よく眠れました。また来ます。








2015年12月6日日曜日

2015-12-06(無題)

数日前から、冬シーズンのアイテムを引っ張りだしていた。
急に寒くなり、八経ヶ岳には既に大きなエビの尾が出来ているという知らせあり。

今週末は特に用事なく、土・日いずれでもお山に行ける。

土曜日の予報は、曇りのち晴れ
寒さ対策-3℃仕様かなぁ。
強風で寒さをこらえ、足元は所々簡易アイゼン必要な程度で、
岩をガツガツするほうが多いかな。

日曜の予報は、晴れのち曇り。
0℃仕様、風は弱い。足元少し凍っている程度か。

。。。。。。

お山は寒いだけのイメージ。
それを楽しめるモチベーションをホールド出来ない^_^;


寝室の窓からは、沢山の実をつけるお隣の大木
そこに7時過ぎになると鳥達が騒がしく集まってくる。




今日も気がつけば夜になっていそうだ。







2015年11月29日日曜日

2015-11-29(無題)

今週はお山に行かない。
所用もあるけど、お休みなのだ。

天川村には初雪の知らせを聞いた。
今シーズンは、昨年屈辱の弥山-狼平ルートを完結させる。
弥山から理源大師への冬道も何回も登り降りしよう。

じつは食欲不振で戸惑っている。
歳のせいか、病のせいか、ダイエットには好都合なんだけど。。。
食を抜くのは体内が掃除されてる感もあって
様子見ちゅう(^o^)/~~

2015年11月23日月曜日

2015-11-23比良:烏谷山

連休最終日は、昼過ぎから雨予報。
だけど1日目2日目は家でぐうたらしていて睡眠十分なので、
今日は青ガレを出入口に周回して、早めに切り上げる予定。

車を公衆トイレの少し上に停めて出発。
何度も降りている道だけど、登りはあまり使ってなかったか、
大山口までが案外遠く感じて、最初から距離感喪失^_^;

04:55大山口


そこから青ガレまでがものすごく遠く感じた。
ヘッテンでルートを探し探し進むも、青ガレの沢が把握できず直登しかけるし^_^;
金糞峠への急登の方がルーファイは楽だった。

06:05(1H10M)金糞峠

そこから縦走路を南下。
少しずつ明るくなるもガスガッス。


なんだか先週と同じだなぁ。


お腹の調子もあまりよくなく、午後からの雨が嫌で、、、いやそれはただの言い訳なんだけど、

07:10(2H15M)烏谷山で気力なくした^_^;


口笛吹きながら♪朝霧のなか散歩を楽しむことにした。


帰り道は南比良峠から大橋に寄って小川沿いをゆく。

なめ茸かなぁ?美味しそう。。。でも、食べる勇気ありませーん^_^;


09:45(4H50M)大山口着

連休最終日、早く帰ってまた家でゴロゴロしよっと(^o^)/~~~
















2015年11月22日日曜日

2015-11-22DNS

明日もあるさと思うと、ぐうたらするもので^_^; 

明日はお天気下り坂、南部がまだ良さそうだから比良の予定は変更しようかなぁ。 

PCの壁紙は相変わらず2012年秋にたまたま撮ったのなんだよね。

 弥山の空

2015年11月21日土曜日

2015-11-21(無題)

寝室からの風景。 明日、比良山系予定(^o^)/~


2015年11月16日月曜日

2015-11-15大峯:和佐又-理源大師

週末のお天気は、日曜の朝から回復とのことで7時過ぎに和佐又に車を走らせた。
回復といっても大普賢山頂は雲の中なのは、知る人は知っているわけだが、
乗り付けてきたオッチャン達はのんきに楽しそうだ。

「○○さん、ネギ持ってきた?」
「ここ電波はいるんかなぁ、ラジオ体操したいんだけど」

ラジオ体操は6時だろう、もう過ぎてるぜ。

「いつもYoutubeでするんだよね~」

な~る、シルバー世代にもそれなりにネット文明が浸透してるようだ^_^;
お好きにどうぞ、山頂で震えながら鍋でも突っついてくれ(笑)

私もいつものように準備体操始めると、なんと!
屈伸できるやん(^o^)/
正直言うと、ここ半年以上ひざが痛くてちゃんと屈伸さえ出来なかったのだった。
歳だからそんなもんかとあきらめも入っていたけれど、まだまだ行けそう(^o^)/

07:50発

ルートは無双洞方面。
雨で渡れなかったりするかもしれないし、帰りに出くわしたら洒落にならんから、
行きに確認しておこうと。ダメだったら引き返せばいいし。
それと、日が暮れてしまったらこっちのコースは判りにくいので、
行きに使って帰りはルートがはっきりしてる大普賢岳からの下山コースを想定。

鎖場を降りると、いつも枯れてる沢が轟々と流れている。


でも、靴も濡れずに何とかなった。

雨に濡れた落ち葉も美しい。


無双洞の滝も勢いいい。


渡れるのか心配だったが、水の勢いは洞窟からのが良いようで、
表面を流れる沢は普通に渡れていた。

急坂を登って一息。


10:05(2H15M)奥駈道分岐


稜線に出ると風が強い。
気温は10℃を超えていたけど寒いのでカッパ装着。


いつものところ。


行者の水、奥のホースからは勢い良く出ていたけれど、
手元のホースからはチョロチョロとしか出ていない^_^;


小屋で一息。
中は綺麗に整えられていた。

今日は行者還岳に来る人もいないだろうねぇ。
久しぶりに大峯っぽい天候なんだけど。


11:50(4H00M)奥駈出合


日が暮れても大普賢岳下山コースなら迷うことないのでもう少し進む。

弁天の森、手前。


降りてくる1人、2人のハイカーさんに出会った。
弥山もガス真っ白で楽しかったことでしょう。


12:30(4H40M)理源大師


ここからの登りはパース^_^;
今日はそんなに追い詰めなくてもいいでしょ。
おにぎり頬張り帰路へ。


延々ガスと西風。


上下カッパで少し寒いぐらい。
防寒グッズはまだまだあるので心配なし。

行者還小屋でまたまた寛いでしまった。
トイレットペーパーが何故か外に放置してあって濡れてたので中に入れた。
折角どなたかが持ってきてくれたんだろうに勿体ない。

台高山脈が見えるじゃないか、ガスってるのは大峯だけなのね。


15:10(7H20M)和佐又への分岐

ここで思案。
帰りの時間的には大普賢岳回っても、無双洞へ降りてもあまり変わらないだろう。
先週は山上ヶ岳から七曜岳まで行っ来たし、
稜線の風とガスにちょっと飽きてきた^_^;
明るいうちに帰れそうってことで、周回せずにピストンで帰ることに。

下りの木の根は滑るので、ポールはしまって降りていく。
膝はかなり調子いい。
無双洞の水は、表面を流れる水は濁っていたが、洞窟からのは濁ってないように見えた。
自分はいつもの様にはじめから2L担いているので飲水の心配はなし。



鎖場を登り終えてトラバース道に入ったところで、男女2人の若者に追いついた。
通り過ぎようとすると、
「和佐又の駐車場に行きますか?」と尋ねてきた。

行かない人がいるのかと思いつつ、「ええ」と答えると、
「シルバーのバンが止まってると思うので、声をかけてもらえませんかぁ?」と言う。

はぁ?どう声かけるんじゃい?
面倒くさそうなので、「出来ません」と言って立ち去った。
若者よ、礼儀をわきまえろ。人を小間使いとでも思っているのか。


17:05(9H15M)和佐又着。
東向きで雲が厚いこともあり暗くなるのが早い。

あの2人はどうなったことやら。。。

トラバース道に入っていたから、スマホのライトなんかで何とか辿り着いただろう。
お気楽な感じだったから、誰か助けに来てくれるだろうと呑気に停滞したかもしれない。
ルートをはみ出して下って行ったら迷ってるだろうけれど、若いから死にはしないだろう。


しかし後で考えると、遭難する人ってそういう人なのかなって思った。

若者よ、君が出会ったモノは、人ではなかったのだ。
人でなしか、人の姿をしたナニカだったのだ。


南無~m(_ _)m