2014年6月26日木曜日

2014-06-25大峯:早駈(21)

前回の遠征で足膝の回復が長引いており、
天気予報は、木金と崩れるとのこと(帰ってきたら晴れに変わっていたけど)
行き先は大峯と決めている。
気温が高くなり、標高低いと虫が酷いし、大峯はまだまし。
この時期なら、雨を堪能してなんぼな気もするけど、
わざわざ雨の日を選ぶ程モチボーションもっていけない。。。
ってことで、天気が崩れる前の水曜に出動。
いつものコースどりから少し工夫したいと考えつつ、
今回は、観音峰登山口を基点に右回り周回することにした。

このルートは一昨年秋の「2012-09-01大峯:早駈(13)右回り」に同じ(になるはずだった)。
当時のGPSログは、14.5時間、39km、累積標高差3100m。


いつものように、天川村役場で準備して移動。
5時発

展望台に着いた時には青空が広がり、弥山も望める。


この時期にここに来たことはなかったので知らなかったけど、ヤマシャクヤクが山道すぐそばにあるんだね。

「あさひさす 観音峰の 紅芍薬」


ここから法力峠までは案外時間がかかる。7時着。

高崎横手の水場のカエルの声


レンゲ辻までのトラバース。うぐいす鳴いてる


山上ヶ岳に着いたことには、もう弥山は雲の中だ。いい雰囲気。


小篠の宿で給水。小鳥のさえずり


ホトトギスが響く


ベニトウダン?が満開




シャクナゲの若葉


小普賢岳手前の小鳥


10時30分、大普賢岳
壮年二人の修験者。法螺貝を吹かれていた。大きなリュックで縦走されるようだ。


そそくさと水太覗に降りて、おにぎり休憩。
本日の大普賢岳


稚児泊


大普賢岳も雲に入った。


七曜岳から弥山を望む。稜線の上は雲の中


クサタチバナは満開




行者還小屋を越えて、ついに雨が本降りになった。



奥駈道出合からは、平日のこんなお天気なのに人が多い。
ま、この時間登る人はいないけど。


15時、弥山着


雨は降り続いていて、雷の心配はなさそう、この状況で八経ヶ岳登る?
レンゲ道の下りもスリッピーやし、、、ってことで狼平へ降りることにした。

こちらのオオヤマレンゲはこんなかんじで、殻からつぼみが顔を出したぐらい


雨はやんでガス。
高崎横手って、こんなにさわやかなところだったかな?
いつも日の当たらない早朝に通ってたから印象違うんだろうか。




金引分岐

一瞬にガスが流れる


この先もスリッピーなので十分注意して下山。

18時、熊渡。

これなら、明るいうちに帰還できるかな。
足・膝はかなり悲鳴を上げているけど、歩いても痛みは変わらず長引くだけなので駈ける。


19時、観音峰登山口着

今回もいい修行をさせてもらった、感謝。













2014年6月17日火曜日

2014-06-16妙高:黒姫山

前日は予定よりも早く下山できたので、余裕持って次の目的地である黒姫高原スノーパークへ。
町営駐車場はとても広く、トイレもきれい。駐車してるのは私だけだが^_^;

深夜に雨がぱらついていたが、朝は快晴!
6時発。

パークのゲートをくぐると、ゲレンデにはコスモスが丁寧に植えられている。


昨日登れなかった妙高山も眺められる。


小泉山道は最初砂利道で、ゲレンデを登っていく。
急登で、昨日の疲れもありキツイ。写真休憩^_^;



だいぶ登ったところからの野尻湖、奥は斑尾山


ケルンのある姫見台まで登ると、山道は北側にトラバースし、そこからまた急登。
黒い土と半径数メートル程の岩がゴロゴロで登りづらい。
ので、写真休憩^_^;



黒姫乗越から登りは緩やかになるも更に続き、大峯の七曜岳辺りのような岩と木の根の混合地帯で歩きづらい。
ただ雪は消えていたのでなんとかなった。

9時、山頂。

地図を広げて山を同定。
南の飯縄山の上には積乱雲?


北には昨日の火打山


ここから一旦北に下って、西登山道に入る。
山陰はさすがに少し雪が残っていて、桜も咲いていた。


峰の大池


岩場の急勾配を降りるとその後は傾斜は緩やかで、新緑の中ジョグを楽しめた。




12時、のどかな古池を一周し、帰路につく。
背景は高妻山


復路は、新道を登る。



しらたま平まで登ると、先ほど周回した古池が望めた。


南の雲は、梅雨前線かな。。。ってなわけないけど、この辺り雲がどんどん発生しているようだ。


山頂は踏まず、もう一度峰の大池の方に降りて、七ツ池


この先は林の中に雪が残っていてルーファイしながら黒姫乗越へ繋いだ。

岩場の下りは丁寧に降りたけど、最後のゲレンデの下りは久しぶりにかっ飛ばし、17時下山完了。

2日間天気もよく、これでもかと活動できてかなり満足できた(^o^*)/




3日間のログを合わせるとこんな感じ 









2014-06-15妙高:火打山


このダム近くの駐車場には誰も車を停めていない。
月明かりの中もぞもぞ準備をして、登山口の駐車場に車を移動。
車は20台弱停まってるかな。山小屋に泊まられてる人も多いのだろうか。

4時発、もうヘッテン不要なくらい明るい。

山道はよく整備されている。
黒沢の橋を越え、急登の途中で若い登山者に追いつく。


富士見平手前から残雪の上を登ることになる。
今回は、簡易アイゼンも持ってきておらず、もし登れないような状況なら潔く撤退しようと思っていた。
固くしまった残雪は、今期大峯で十分経験しているので、不安感なし。
ただ、目印のテープの間隔がかなりあり、ルーファイに気を使う。

富士見平と思われる尾根に出て、火打山を望む。
かなり雪残ってるけど行けるかな~。


黒沢岳の西斜面をトラバース。ヒュッテが見えてきた。


高谷池の雪上を通り、振り返ってヒュッテを望む。


天気はピーカン(^o^*)/


雪の急登が現れるけど、締まっていて表面は適度に緩く、ポール頼りで登れる。


8時、山頂。

焼岳


立山方面


妙高山方面


すると、先ほど追い抜かせてもらった登山者がやって来た。
彼は名古屋から深夜に車を走らせてきたらしい、この後も妙高山へと同じルートをたどるとのこと。
写真を撮りあって、いったん別れた。


下りは、板なしボーゲン(笑)
北岳の雪渓で慣れっこだ。なんならパラレルターンも出来るかも( ^ω^)

高谷池ヒュッテから黒沢池ヒュッテへは傾斜が緩く雪上テープ無し。
地図とコンパスであっちこっち行ったり来たり。

黒沢池が望めてヒュッテも見えるので、そのまま突っ込んでエイヤで降りれるかとおもいきや、笹ヤブに阻まれ登り返し。

なんとか茶臼山からのルートに乗って黒沢池ヒュッテに辿り着いた。

ちょうど4人の先行者が残雪を登って行っていたので、彼らを追えばいいと安堵。

ところが、辿ってみると彼らは黒沢池をまいて下山する方向に進んでいる。
ヒュッテに戻り、ちょうど東の神奈山から登ってきたという大きなカメラを背負ったお二人とお話させてもらった。
妙高山へは、見上げる残雪を登り、更にその後のトラバースはアイゼンなければ行けないだろうとのこと。


そこへ、先ほどの彼がやって来た。
それじゃ、妙高山拝むところまで一緒に登りましょうかってことで、
新しいアイゼンのあとを頼りに残雪の急登を登ってみる。

ところが、尾根に辿り着いたところで足あとは右往左往していて、ここでも笹ヤブに阻まれルートが見つけられない。。。

地図をもう一度見直し、尾根沿いに少し下ってみると大蔵乗越に辿り着けた。

妙高山が間近にデカイ!


先のルートを覗いてみると、確かにここからのトラバースはズッコケルとアウトのようだった。
大峯の高崎横手のトラバースの比ではない^_^;
下の長助池に降りている跡もあったけど、時刻は11時半だし、ここで下山することにした。


とっくにトレランモードは消え失せているし、折角なので彼と一緒に下山することにした。
というのも、下りの黒沢池をまいて降りるルートも残雪でルーファイ怪しそうだったので、
一人だったら高谷池ヒュッテ経由で帰ろかとも思っていたのだった^_^;





案の定、一度ルートロストして、でも先行する4人の足跡がまだしっかり残っていたのでなんとか富士見平までたどれた。
と言っても、行きに富士見平と思っていたところとは違っていたけど^_^;

あとは新緑を楽しんで、怪我のないように下山した。
14時着。